スイコウBLOG
2024年06月15日

スイコウで出来る補助金申請について②~先進的窓窓リノベ事業~

前回より引き続き、補助金申請について。今回は先進的窓リノベ2024事業について書き留めていきます。

 

先進的窓リノベ2024事業について

先進的窓リノベ事業」は、子育てエコホーム支援事業と同じく住宅省エネ2024キャンペーンの事業のひとつで、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、一定の断熱性能を有する高断熱窓・ドアへの改修工事が対象で工事内容に応じて補助金が交付されるものです。子育てエコホーム支援事業でも開口部の改修工事への補助がありますが、性能区分がAランク以上のものはより補助額が高い先進的窓リノベ事業での申請が可能になります。(子育てエコホーム支援事業同様に補助額が50,000円を超えるなどの条件もあります。)

例えば中サイズの窓に内窓を1枚取り付ける工事の場合、Aランクだと23,000円、Sランクだと46,000円、SSランクだと76,000円の補助額となります。ただし、補助金申請額が50,000円を超える場合のみ申請可能となるため、中サイズ1枚の内窓設置ではSSランクの場合のみ補助金を申請できるということになります。内窓以外にも、外窓そのものをカバー工法やはつりで取り替えるものや、断熱性能の高い玄関ドアなども補助対象になります。この事業は最大200万円/戸と国も大きな予算を割いています。断熱性能が高いものを導入するため補助金申請できたうえに、冷暖房費の削減に繋がることが期待できる!と注目されているので必然的に問い合わせも多くなっています。水回りとは違い壊れたり劣化が目立つわけではないため、見積りはとったけどやっぱり我慢しようかな…という方もいらっしゃいます。ですが、そんな中でも窓リノベを行った方はみなさん「こんなに暖かくなるとは思わなかった!」「内窓がついたら外の音が気にならなくなり落ち着いて過ごすことができるようになった」など、とても喜んでいらっしゃいます。6月に入り電気代が上がるため工事を決めた、という方も。

 

スイコウでの申請状況メモ

基本的に難しいことはあまりありません。外窓の場合はメーカーに性能証明書を発行してもらうまでに少し時間を要しますが、内窓の場合は製品とともに同梱されてくる性能証明書を添付して申請することができ、施工は1日で終わることがほとんどのため(窓の枚数によりますが)工事後すぐに申請作業に取り掛かることが出来ます。こちらは6月現在子育てエコホーム支援事業よりも早く交付決定通知が届いている状況です。

東京都にお住まいの方はクールネット東京を申請することができるため、さらに実質負担額が大幅に軽減される可能性があります。クールネット東京についても補助金申請について④でご紹介いたします。

 

「スイコウで出来る補助金申請について③~給湯省エネ2024事業~」に続きます。